バラナシ
ラクナウの宿を早朝に出て、駅で朝飯探し。房ごと大量にバナナを背負って売り歩いてたり、ゆで卵まで売ってるコーナーもあった。スナックコーナーでは最新(?)ワンタッチのコーヒー&チャイメーカーもあった。チャイはデリーとかのポット売りの方が美味しかったなー。ムスリムっぽい衣装の女性は歯磨き枝でガシガシ歯磨きしてた。そのまま流しに捨てられたハミガ木。
物乞いの女の子が粘り強くて、どっか行ったと思ったら次は男児が来て、僕もお腹空いてたし、頼み方がジェスチャーだけでレベル低いしでどうしようか迷った挙句、「勉強せえよ」とえんぴつをあげた。2人は兄弟だったらしく「なぁお姉、えんぴつゲットした。笑」みたいな感じで、よかった、と我ながら満足していたが少し経ってハッとした。奴ら持ち方わかってないし、そもそも英語のアルファベットも口語も知らないんやった。勉強しようがない。自分でさえ、デラドゥンでの授業で、日本語で理解してないと全く理解不能だった事を忘れていた。いいことしたかも、なんて思ってたのが情けなかった。まあ、そんな単純な問題じゃないか。と切り替えて、とにかくのんびり列車を待った。
バラナシ駅で降りるとやっぱり暑かった。やっぱりリキシャの勧誘は多かった。デラドゥンで出会った学生と同じ名前の看板を見つけて少し元気が出た。Shweta可愛かったなあと。知り合いの名前看板探しは地味に面白くて、他の街でも見つけたら写メしてた。Gauravはホテル、AnuragとSangeetaはレストランで発見済み。笑
河周辺までは遠いが、とりあえずひたすら歩いていたらアーミル・カーンと会う。髪型がなんかおっさん。変幻自在。
解熱剤が切れてきたのかしんどくなったので、サイクルリキシャでダシャーシュワメードガート辺りへ。暑い以外は普通にリゾートって感じがある。シーズンオフなのか閑散としていて、家族連れで歩くインド人が多い気がした。
ホテル紹介したい輩がしつこくてイラッとしたが、彼が一番お金に困ってそうな身なりだった。もう最近はスマホで簡単に情報が手に入るせいで仕事がないのかな、時代に取り残されたみたいやな、なんて想像した。彼らは転職する道がないんやなかろうか。
水を買おうとしたら、いつもより高くて(これまでの土地では値段一緒だった)、珍しく水も観光地プライスかよ、なんて思ってORS溶かそうとしたら、なんかロゴが違った。デへラドゥンのSUVIDHA(でかいスーパー)とかでよく買ってたのは、Bisleri。思い返せばデリーのホテルで出てきた水のボトルもなんかおかしかった。
かなり疑ったけれどお腹は痛くならなかった。地域で名前が違うのか何なのか、バラナシってだけでなんか恐かった。
ガンジス河沿いの道、暑すぎる以外は、ガラガラで店も何もなく散歩にすごくいい。ヤギも犬もかわいらしい。
ただここまで車道側の大通りから20分程、壁に囲まれた迷路を一度登って下ってきているから昼間は体力が要った。
よく茹でのナポリタンはあり。でももっと油使わない料理にすべきやった。途中で我慢できずに風邪薬飲んだ。
夜は涼しくなって風はたえず吹いていてとにかく綺麗だった。特に左上のラームナガール橋が電飾でレインボーに光っているところ。元気になったら近くまでいこう、と思った。
インドのレストランでトマトスープがあると必ず頼んだ。ホット&サワースープもいいよねえ。