デリー散策、chandni chowk
サンタナで快眠した朝7時。外に出ようとしたら鍵がかかっていた。この辺は治安が良くないからなのか、他のお客さんは10時位まで寝るのか。現地スタッフ女子を起こして開けてもらった。寝ぼけインド女子はキレイだなあ、とか思いながら昨日はずっと待ってくれていて寝たのは深夜2時位だろうから、なんか申し訳なかった。
外に出て南側に細い路地を歩くと活気のある広い通りだった。野菜売りや、いろんな人が働いていてやっぱり朝は良い。何故かめちゃ流行っている感じのご飯屋さんがあった。
ハリドワールはガートに向かって歩けばたくさん飯屋、チャイ屋があったが、デリーはなかなかわかりづらい。若い華奢な白人女子が、話しかけるおっさんに嫌そうな顔をして歩いていた。僕も話しかけられて、話は適当に流しながら、おっさんは一緒に付いて歩いてくる。ライチ売りを珍しく見ていたら、「これはライチだよ。今の時期しか売ってないよ」と教えてくれた。おっさんは日本語がうまい。英語も、僕が聞き取れる発音とスピード。かなり有能な人。そのうち「ここは良いクルタのお店なんだ。もうちょっとしたら開く」「無料の地図があるんだ。一緒に行こう」と営業が始まった。宿代で予算ほぼ使いきってるし、良いお土産なんてあげる人いない。笑
『インドなんて二度と行くか!』でずっと出てくる人やな、と思った。笑
インド人自称ガイド(名乗れる位ではある)、は初めての経験だったし、かなりサービス精神を感じたから緊張したが、きっぱりと何度も断ったら帰っていった。「お土産はいいから、公園に行きたい」と言ったらあの公園は良いよって教えてくれた。やっぱり良い人。
猿がいた。もちろんインド名物(?)リスもいた。散歩している人が2,3人。閑散としていた。
帰り道のメトロ高架下で困っているトゥクトゥクドライバーがいた。車が壊れて誰かに電話したいっぽかった。携帯を貸してあげたら感謝された。もしかしたらスマホパクられるかも、なんて恐れながら渡したけど、結果役に立てて良かった。気持ちがいい。
ベーカリーで物色していたら、道路の方からいかにも焼き立てなピザ!を少年2人がバットで運んできた。「Pizza!!!美味しそう!」って言ったら照れていた。そういう純粋な反応が好きだ。朝ごはんはほぼ味なしのピザパンを買って帰った。(何故かあの美味そうなピザは買えなかった・・)
エナジードリンクも飲んでみたかったけれど高すぎてやめた。
15時過ぎてから、チャンドニーチョークへ行った。道具屋筋みたいな所だった。ドレス、スーツ、文房具、キッチン用品、結婚用のカード、モーター、とにかくどれも固まって何軒も何十メートルも連なっているから、疲れてもチャイ屋は見つからず、興味がないゾーンはだるかった。長い鉄骨を運ぶ兄ちゃんと並んで歩いていて、後ろから「チャロチャロ!(はよいけ!)」と言われて苛ついた。僕が抜かしたとて前方も詰まっていて、すぐに鉄骨兄チャンに追いつかれる。暑くて足が疲れても休もうとは思えない場所だった。
ニューデリーの駅の北側を歩いて渡ったら、太陽光パネルが貼ってあった。
もう少し歩くとなんかホテルがきれいだった。
写真の左側、南に歩いていった。壺ってそんな売れるの?しかも閉店の夜片付けられなくない?
ずっと探していたけど清潔かつインド人好みそうな飯屋がなくて、結局駅周辺の旅行者向けっぽい道で魚のフライを食べた。
またサンタナの手前でチキンを食べた。隣でごつい若者2人が「食べてみるか?」って勧めてくれた。僕は「それがGravy??手で食べるの?チャパティとかご飯はなしで食べるの?」って聞きたくて、うまく言えなかっただけなのに、やっぱりインド人は優しい。親切を親切と思っていない。